28年後、自分は何してる?僕が社労士再受験をやめた一つの理由。

勉強術

前回の記事で社労士試験に落ちた理由を分析してみました。

そして分析したことで、その後どうするか2つの選択肢が見えました。

・今度は同じ失敗をせず、再受験して合格を目指す。
・キッパリやめて、別のことに力を注ぐ。

普通?は、失敗した理由がわかったんだし、もう一度挑戦して、
次こそは合格するぞ!ってなることのほうが多いかもしれません。

でも僕は「やめる」ほうを選択しました。
その理由はスバリ「お金」です。
社労士合格しても、僕の場合は収入は増えないことがわかったからです。

この記事では、社労士試験を受けるか迷っている人(初受験・再受験)に向けて、
僕と同じ心境の人は「受けなくていい!」という理由を説明します。

モヤモヤしてる気持ちを解消し、前進しましょう。

受験した理由はお金だ!

今回が初受験でしたが、僕の受験理由は、
「社労士になって人の役に立ちたい」とか
「困っている人を助けたい」といった
高尚な理由では全くなく、
スキルアップ → 「お金」を稼ぎたい。
というのが本音でした。

なぜもっとお金を稼ぎたいのか。

現在は妻と共働きでやりくりしてるが、
今後子供が生まれたら、今の暮らしは保てません。
決して贅沢な暮らしをしているわけではありませんし、
カツカツというわけでもないですが、
家族でゆとりのある生活が今後もしたいと思った時に、
もっと収入があればなと思ったんです。
(まだ20代なので、今後必要なイベントも色々あるし)

では受かっても収入が増えない理由とは?

社労士になって増えるであろう収入

社労士になるための費用

= マイナスになる!!!!

というのが理由です。

増えるであろう収入。

社労士になったら、独立開業する人もいますが、
僕は今の職場が気に入っていて、勤務社労士を考えていました。
そこで、今の職場で社労士になった場合を想定します。

すると、、、

○社労士の資格手当は、なし。
○取得後に個別に給与に反映してもらえる可能性は、うーん微妙?
○仕事の幅はかなり広がる。→仕事量が増える可能性大。

ほぼゼロというのが現実的です。
開業したり、社労士専門の職場へ転職したりすれば、
収入が大幅に上がることもあるかもしれません。
が、僕のように勤務社労士のままがいいというのであれば、
資格取得=収入アップ
とは直接なりにくいのが現状です。
もちろん各職場に確認すべきかと思いますが、
「資格とったら手当出ますか?」って直接聞くのはハードル高いですよね?
特に受かるかどうか難しい試験だと尚更聞きづらい・・・

次にかかる費用

増える収入の見込みが少ない&不確実なのに対し、
費用は確実に2つ増えます。

①再受験にかかる費用

今回の試験で僕は通信教育を選びました。

フォーサイトのテキスト代・・・約10万円
i.D.e社労士塾の直前模試・・・約6千円
本試験受験料・・・9千円
計 約12万円

改めて確認すると、結構高いですね。
12万が無駄になったと思うと、ちょっと悲しくなってきました。
受かっていたら安いもんだと感じるかもしれませんが。

さらに学校に通うスタイルだと費用は上がり、180,000円ぐらいになります。

②社労士に受かってからかかる費用

①の費用は、誰でも想像できる費用ですが、
②の費用は、ちょっと特殊かもしれません。

社会保険労務士法という法律にこのような条文があります。

社会保険労務士となる資格を有する者が社会保険労務士となるには、社会保険労務士名簿に、氏名、生年月日、住所その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない。(第十四条の二)

この登録というのは、全国社会保険労務士連合会に加入するということ。
もちろん、タダではありません。

その会費は地域ごと、勤務体系によって異なるようですが、
愛知県の一般企業勤務で見ると

<登録費用>
・3万円 登録免許税
・3万円 登録手数料
<入会費用>
・8万円
<入会時の特別会費>
・2万円
<年会費>
・月約4千円(一般企業勤務) → 年5万ちょっと

以上の金額をまとめると

(上がる収入見込み) ➖ 28万(一年目のみ)➖5万(年会費)

ということは?

少なくとも毎年5万円以上の収入アップがなければ、現状よりもマイナスになります。

さらに1年目にかかる28万円についても、一度払えば終わりとはいえ、
何年経ったら、回収できるでしょうか?
もし仮に、勤務社労士となって手当が月に5千円支給されたと仮定すると、

1年で6万円 ➖年会費5万円 =プラス1万円

このまま年収が変わらないとしたら、

1年目の初期費用28万円を回収できるのに、
28年かかります!

もちろん、28年も経てば収入自体は上がっていると思います。
ただ、先ほども述べたように、社労士の資格を持っていることで、
一般企業の会社員として収入が大幅に上がることは考えにくいです。

毎年1万円のプラスのために、また1年かけて勉強に時間を割けるか?
28年後、僕は何歳なんだ???
そこからいつまで働くんだ???
そもそも28年後、会社員として、社労士として働いているのか?

この数字を計算して、自問自答してみて、
僕は再受験することを辞めました。

最後に

今回の計算はあくまで、僕の場合の計算です。
もちろん、お金だけが全てではありませんしね。

ただ、受験すると思い立った理由が「お金」なのに、
結果として、現状受かってもプラスはほとんどない。

その事実をちゃんと受け止めなきゃいけません。
僕の決断までの過程が、他の苦しんでいる人の手助けになったいいなと思います。

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