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【習慣本レビューNo.2】「よい習慣をつくるわるい習慣をやめる」レビュー

早起きするって決めてたのに、3日目で眠気に勝てなかった。
くそ、やっぱ自分なんて頑張ろうと思っても口ばっかりだな。
はぁー自分でやるって決めたのに、出来な自分に腹が立つ
なんでできないんだよ!

みなさんも経験があるのではないでしょうか。
自分で決めた習慣なのに、できなくて自分を責めてしまうこと。

そんなの時は、自分でもポジティブになった方がいいってわかってはいるけど、
なんか自己嫌悪に陥ってしまいますよね。


そんな習慣化に苦しむあなたにハビットデザイナーの松迫崇道さんはこう語りかけます。

「何度もいいますが習慣化は難しいのです。
コツを知らずにできないのは当たり前なのです。
ぜひ本書を活用して、自分を責めずにコツを確認ながら、
しっかり習慣化できるようになっていただきたい」

よい習慣をつくる わるい習慣をやめる 続かないあなたを救うハビットデザイン

ほら、表紙のデザインだって、なんだか子供が描いたような可愛いイラスト。
なんだか癒されせん?
習慣化に必要なのは、肩苦しく辛いものではなく、自分にどれだけ優しくできるか。
僕はこの本を読んで、自分に優しくなれました。
その上で、
新しい習慣を身につけよう、
悪い習慣をやめてみよう、
そう前向きになれる本です。
今回は自身も習慣が苦手だった松下崇道さんが
パナソニック株式会社デザイン本部未来創造研究所在籍時の研究を基に体系化した
「よい習慣をつくる わるい習慣をやめる 続かないあなたを救うハビットデザイン」をレビューします。

この本がおすすめな人はこんな人
・続かない、やめられない習慣があって落ち込んでいる人
・習慣化に良い方法がありすぎて、何を実行したら良いかわからない人
・習慣に対して、かっちり厳しいイメージを持っている人

目次

習慣化に失敗しても落ち込む必要はない!悪いのはあなたじゃなく、ただコツを知らなかっただけ。

誰かに言われたわけじゃなく、自分で決めたことを実践できなかった時、
それりゃあ誰だって落ち込んでしまいますよね。

 元靴磨き職人  サイデスン

僕も早起きしようと決意したのに、
二度寝を何千回と繰り返したことか。

そんな僕らに著者の松迫さんはこう答えます。

引用

習慣化できないと、
「自分は続けるのが苦手だ」
「自分はやる気が足りないからできないんだ」などとつい自分を責めたり、
逆に開き直ったりしてしまいます。
けれど、それは自分の能力ややる気のせいではなく、
コツを知らなかっただけなんだと思うことがとてもたいせつです。

よい習慣をつくる わるい習慣をやめる 続かないあなたを救うハビットデザイン

こうした習慣化が苦手な人に向けて、本の随所で優しくフォローしてくれる松迫さん。

本を読んでいると言うより、なんだかカウンセリングを受けているような感覚で、
心が前向きなっていくのを感じながら読み進めるができます。

あなたにあった習慣はこれ!フローチャート×対応表でメソッドを選びやすい

この本には35個の習慣メソッドが載っています。
そして皆さんが日常に触れるSNS上には、
無数の「こうしたらどうですか?」という新しいアイデアが目に入ってきます。

そんな中で、「あ、これいいな!」と思っても、
思うだけで実行できないことありませんか。

なるほどと思っただけで満足してしまう、
または、すぐにまた新しい情報が入ってきて、実行する暇もなく、
「あれ、何をやってみようと思ったんだっけ」なんてすぐに忘れさられていことが。

35個から気に入ったメソッドを選ぶのもしんどい!

手っ取り早く、自分にあった方法を教えて欲しい!

そんな要望にこの本は、フローチャートと対応表を用意してくれています。

具体的な内容は本を読んでもらうしかありませんが、

<フローチャート> → 自分にあった3つのメソッドに絞ってくれる

<対応表> → 習慣にあったメソッドを1つ教えてくれる。

となっているので、選ぶのがすごく楽。

効率良く進めたい気持ちはわかりますが、
どんな方法がいいかを選ぶのに時間を使っていても、
やってみなければわかりません。

そのためにも、この2つはメソッドを始めるためのハードルを下げてくれます。

ゆるく優しいイラスト、著者の優しさが伝わってくる本

正しいことを言っていても、この人から聞くのは嫌だな。
なんて思うことありません?

SNSの見ず知らずの人に言われるよりも、
身近な信頼できる人から言われたほうが、
同じ内容でも、自分の心に響く深さは変わってくるはず。

正直、前回読んだDaiGoさんの「超習慣術」という本と、
この本に書かれているメソッド単体は、被っているものも多くあります。

恐らくこれから読んでいく他の習慣化に関する本も、
同じ文献や研究結果を参照するなどして、
似たような内容は必ずあると思います。

じゃあ、同じ内容でどっちの方がいいか。
今の僕にとっては、松迫さんの本の方が響きました。

なぜなら、習慣化に苦手意識や辛いイメージがある僕のような人にとって
松迫さんは、優しく背中を押してくれるからです。

それを感じる点としては

・本に書かれているゆる可愛いイラスト
・ひらがなのタイトル
・語り口調
・メソッド名の言い換え
・メソッドはポジティプな方法のみ
・メソッドを始めやすくデザインされてる

とにかく優しく読者に寄り添ってくれるので、
習慣化というものの堅苦しさが無く、気分よく、
メソッドを試してみようと前向きに取り組もうと思わされます。

確かに、他の本にも同じことが書かれていた!なんて感想を持つ人もいるかもしれません。

メソッドだけを単体で見れば、それはどこかで見聞きした方法かもしれません。

ですが、この手のビジネス書、自己啓発本が、
読者にとって1番大切なことは何か。

それは、読んだ後にどれだけ実践しやすいかどうか。
ではないでしょうか。

この本は、習慣化に関するメソッドを紹介しているのではなく、
タイトルにもあるように「ハビットデザイン」

つまり、習慣をデザインしようと言っています。

デザイン?というとすごく抽象的にはなりますが、
数多くある習慣化するためのメソッドを、

・フローチャートでタイプ別に分ける
・よい習慣とわるい習慣で分ける
・習慣の特徴に合わせたメソッドの対応表

など、困っている人をその人が望む方向へ導くために、
いらないものと大事なもの、をわかりやすくまとめてくれる
ってことなのかなと思います。

 元靴磨き職人  サイデスン

デザインの語源も「削る」なんだって!

本を読んで実践してみたい3つのこと

1 フローチャートでタイプ診断

これは本を読めばすぐに実践できます。

僕のタイプは 
よい習慣→がんばりすぎタイプで、

おすすめのメソッドは、

超ミニマムゴール
フレキシブルプランニング
エブリデイハビット

わるい習慣→誘惑に耐えられないタイプ

おすすめメソッドは、

困難スタートセッティング
悪習きっかけなくし
習慣パノラマビューイング

でした。

この本の構成は、理論編→実践編に分かれ、
メソッドは後半の実践編に、全部まとまっているため、
フローチャート→メソッドを試そう!
と思った時に見返しやすく便利です。

2 やめたい悪い習慣を書き出してみる

習慣=何か新しいものを身につける

そう勝手にイメージしていましたが、
本を読んで気付いた、悪い習慣であれば、やめたほうがいいに決まってます。

自分でも無意識のうちにやってるのが習慣なので、
そもそ悪い習慣化かどうか考えたことがありません

悪い習慣を見過ごして、いい習慣を身につけようと必死になるのは、

部屋の片付けをするには、いらない物を捨てるのが先なのに、
収納ボックスを買おうとするのと似てる気がします。

何か足りない、いい習慣を身につけなきゃ!って盲目的になっていたので、

やめるべき悪い習慣は何か?

この本を機会に、自分の行動に向き合ってみます。

3 習慣プランシートに沿って「読書→アウトプット」の習慣をパワーアップ

Twitterで実践報告中の、「読書→アウトプット」習慣化のため、
60日で10冊の習慣に関する本のレビューを書くと決めて実行中です。

ほぼ毎日、読書かレビューのための読書まとめ、
紙1枚読書法のメソッドを使ってまとめたりしていますが、ちょっとペースが遅れ気味。

さらに毎日の中で、「読書→アウトプット」の時間を増やせないか、

フローチャートでおすすめされた3つのメソッドをもとに、
「習慣プランシート」を作成して実践してみたいと思います。

結論・まとめ

誰もが一度は、
何か新しい習慣を身につけたい、
悪い習慣をやめたいと思ってやってみるものの、
挫折したことがあると思います。

そんな時は、自分を責めず、誰かに頼ってもいいんです。
でも、

近くにそんな人いないよ!
誰かに頼るの苦手なんだよなー

そう思う方には、この本がピッタリなはず。

習慣化に失敗しても、自分を責めなくていい。
コツの使い方、メソッドの相性が悪かっただけ。
だから、また別の方法を試してみればいい。

きっと著者の松迫崇道さんの優しい言葉に、
心が癒されて、前向きに習慣化に取り組めるはず。

2023年5月現在、
「よい習慣をつくる わるい習慣をやめる 続かないあなたを救うハビットデザイン」は、
AmazonのKindle Unlimitedにて読み放題で読めるので、
スマホやiPadで気軽に読んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

元靴磨き職人サラリーマン。
ビルケンシュトックが好き。
登山やキャンプなどのアウトドアも好き。

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